「酸素生物学」&「ダイイングコード」合同若手会議が開催されました
- 2016年02月06日
新学術領域「ダイイングコード」と「酸素生物学」との合同若手会議が2016年1月26日~28日の三日間、千葉県のシーサイドオーツカ一宮で行われました。本企画は、両領域の大学院生、ポスドク、助教、講師といった若手研究者が中心となって発表・討論し、交流を深めるという趣旨で行われました。若手といえども両領域の発表レベルは高く、また参加者100人のうち実に40人以上が質疑応答に加わるという例を見ない活発な質疑応答により、非常に充実した会となりました。二領域合同という新たな試みでしたが、幅広い演題の中にもお互いの接点を見出したり、そんなことあるのという驚きあり、合同で行う意義が十二分に感じられるものだったと感じています。初対面の人が多いにもかかわらず、多くの大学院生の方々が科学を通じて交流できる雰囲気が自然とできたことも収穫でした。特別講演には国立国際医療研究センター研究所長の清水孝雄先生をお招きし、最新の脂質研究についての知見と、研究にあたっての心構え、励ましのお言葉を頂いただけでなく、夜の懇親会での交流にもご参加いただき若手に大変刺激をいただきました。相部屋での合宿形式という特徴を生かして、朝から晩まで、サイエンスに浸った三日間となりました。こうして得られた刺激と人と人とのつながりは、参加者の方々の今後の研究に必ず活きるものと思います。
合同若手会議担当 山口良文総括班員
ベストプレゼンテーション賞受賞者参加記
伊藤美菜子(慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室)
パストウホフ・ストラヒル(名古屋大学大学院生理学研究科・生命理学専攻生体応答論講座)
ベストポスター賞
久保木恵理佳(東京薬科大学)
姉川大輔(東京大学薬学部)
ベストディスカッサー賞
劉 霆(東京大学薬学部)